オカルトを一概に馬鹿に出来ないという事実。

ハッキリ言う。オバケは存在しない。何故なら、まず「オバケは何の物質で出来ているのか?」これが疑問点になるからだ。

 

もし人間に認知出来ない物質だった場合、もはやそれは人間にはどうしようも出来ないのである。つまり、言葉通り次元が違う。まあ分かりやすくいえば、オバケは超次元的存在である神様みたいなものだ。

 

だからこそ、オバケを信じている者は知能が低いという統計学が的を得ているのだろう。つまり、物事を見る時、論理的な視点が欠けている場合が多いから。

 

でも、私は思う。確かにオカルトと言われるものは、筋の通ってる思考ではないかもしれないが、もしその満ち溢れた想像力に論理的な思考と知的好奇心と探究心が加われば、「新たな発想」に繋がるのではないかと。

普通であれば考えつかない、奇想天外な発想をもたらすのではないかと。

 

これは、母のオカルト好きを聞いていて思ったのだ。あれは確かに盲信だった。何の根拠もなかった。でも、「存在しない物が、本当は存在しているかもしれない」という思考は評価すべきだと思うし、実際にそれを追究した人が科学を発展させた。

「もしかしたらこうかもしれない。もしこうしたらこうなるかもしれない。」

この、”普通なら有り得ない事を思いつき興味を持つ→実際に実験してみる”という工程が人々に科学という幸福をもたらしたのだ。

 

つまり、”一概には”オカルトを馬鹿に出来ないよというお話でした。