人の行動が理解できると

人の行動が理解できると、人に対する嫌悪感が薄らぐ。

これがまさに「汝の敵を愛せよ」の意図だと私は思っている。

 

先日にもブログで述べたが、周りの環境からストレスを受ける事よりも、”自分がその受けたストレスをどう処理するか”の方が重要なのだ。

 

なぜなら生きる上でストレスを感じざるを得ない状況など腐る程あるから。

逆に、今あるストレスを周りのせいにしてしまえばこれほど楽な事は無い。

だって自分の悪い所は棚に上げとけば良いし、周りのせいだから周りが変わってくれれば自分は成長しないで楽な生活を送る事ができるからだ。

 

そして、無意識にこの思考回路を働かせている人間が多くいる。

あまりにも露骨にその脳の順路が表に出されていると滑稽だが、私も無意識にこの行動をしてしまっているのだろうと思う。

 

人間が愚かだと言われているのは、どんな人間も思考や行動の矛盾が発生してしまう事を揶揄しているからだろう。